大トトロの歩幅は私の1.5倍、歩くスピードは2倍なので、どうしてもこちらは小走りになり終いには疲れ果てる。旅行中、万歩計を見ると毎日10km近く歩いている。猫バスが欲しいくらいだ。日本では移動手段がほぼ車なので、たかだか数百歩、ジムのウォーキング…
パリからアメリゴ・ヴェスプッチ空港に降り立つ。着陸間際、上空からの景色は統一感ある色合いの、愛してやまないフィレンツェそのものであった。 日本人が私達二人だけだったからか、税関で、ゴロつきのような風貌の職員に呼び止められ、 「いま日本円を幾…
ヴェニスから飛び立ち、パリ、シャルルドゴール空港での出来事である。 空港ラウンジに入ると、いろいろな匂いが漂い、様々な国籍の人であふれている。まるで先週まで乗っていたパリの地下鉄と同じだ。目の前に日本人らしき人。隣の席が空いているではないか…
翌朝、憧れのリッツでの初めての朝食。 会員になったは良いけれど、こんな贅沢はこれが最初で最後かもしれない。いやまた夢を持とう!思いなおして、 7時に大広間に入ると、他に客は誰も居なかった。 ミシュランの星も獲得したホテル内のレストラン "エスパ…
憧れのリッツにcheckinし、ホテルマンのエスコートで長い廊下を歩き、エレベーターに乗り込む。 部屋は5階。白い壁のクラシックな廊下が続く。白い扉が開かれ、部屋の中に入ると、そこにもまた白が基調の憧れの世界が広がっていた。 既にスーツケースが2つ…
リッツと言えば、我が家では泣く子も黙る夢のホテルの名称だ。 (因みにリッツ・カールトンとは異る) 小さい頃から母に、映画「昼下がりの情事」(Love in the Afternoon)を観させられ、オードリー・ヘップバーンもさることながら、共演のゲーリー・クーパ…
眠い…。もう少しゆっくり寝かせて…大トトロの物音に耳をふさぐかのように毛布を頭までかぶり直した瞬間、あ、ここはパリなんだ!と気づいた。 「早くしないと写真がとれないよ」 「なんの写真?」 「朝食の写真撮りたいって言ってなかった?人がいないうちの…
久しぶりにフランスへの旅 30代の頃は毎年パリやニースに行っていたのに、いつの間にか遠い国になっていた。 どうしてか、若い頃の方が今よりリッチだったからだ。家のローンやら円安やらなにやかにやで、せいぜい物価のまだ安いサイゴンには行けても、パリ…
パリの三大蚤の市。 一番のお気に入りは ヴァンヴ蚤の市。 市の大きさもちょうど良く、お値段も手頃な可愛い品々が所狭しと並んでいるのです。 クリニャンクールのような大型家具などはありません。 これはホタテのマリネなど前菜をいただくプレート。 宿泊…
Bonjour 花の都パリ、の季節を散策したかったものの都合がつかず、初冬の絵画の都パリを堪能しています。 前回のブログにゴッホの映画「永遠の門」について書きましたが、パリに飛んで、一昨日オルセー美術館でゴッホの自画像に会ってきました。映画の主人公…