癒されるモノ・トコロ・ヒト

逗子に暮らす作家がおすすめするアラフィフ生活

2020-01-01から1年間の記事一覧

実家を大掃除 後編

実家に到着すると、いつもの賑やかな家族の声がない。 庭に出るとトマトがなっている。トマトだけが、いらっしゃいと語りかけてくれる。大掃除のご褒美かのように毎日ひとつ収穫しては、ひと口で食べる。甘い。 大掃除を始めて気づいたことは、この家には世…

実家を大掃除 前編

コロナ禍が一向に収束しないので、今年は思うように外出も出来ず、客も呼べない酷暑の夏だ。 そんな中、近所に住む私の両親が、訳あって50日間も家を留守にすることになった。 そうだ!この夏は親の居ぬ間に、実家の大掃除に集中しよう!そう心に決めた。 親…

メダカ全滅の巻

庭に水蓮鉢が二つある。 直径50cmくらいの大きな陶磁器とその陰に茶色の陶器の水蓮鉢。 昔は手前の水蓮鉢はリビングにあり、丸いガラス板を置いて、ちょっとしたテーブルに使っていた。 それが今では文字通り、水蓮の入った鉢となって庭の中程に置いてある。…

わたしのお菓子づくり時間

お題「#おうち時間」 (これは電子レンジで簡単焼きリンゴ) 料理と言えば、中華鍋で大雑把に、美味なお菜を作るのを得意としていますが、一方、細かに計量して、スイーツ作りに励んだ時期もあるのです。本来は性に合いませんが。。。笑 近所に住んでいた小…

不要不急の外出避けても家で怪我して応急処置

早朝7時、ベッドサイドのスマホが振動した。電話だ。 誰? 大トトロからだった。 ん?なになに? 電話に出ると 「今、庭にいるんだけど、指切っちゃったから早く来て〜!」 「血は流れているの?」 「流れてるよ〜」 驚いて毛布を蹴散らし、ティッシュの箱を…

癒しのzoom飲み会体験記

zoom飲み会なんてあるんだね〜、 若い人はいいなぁ〜! なんて呑気にテレビを観ながら着替えていたら、小学校時代の同級生男子から電話がきた。 しかもこちらが湯あがりで、どうでも良い格好をしているところに、いきなりビデオ電話だから驚きまくる。 「な…

(イタリア紀行⑥)ヴェネチア ホテル ダニエリ

親愛なる我が心の故郷イタリア あまりの悲惨さにブログを書く力が衰えております。 新型コロナウイルスにて多くの犠牲者が出たことに心が泣いています。 謹んで哀悼の意を表します。 日本も後を追うように深刻さが増してきました。 イタリアがまだ平和だった…

(イタリア紀行⑤)ヴェネチアのムラーノ島とフェニーチェ劇場

親愛なる我が心の故郷イタリア 新型コロナウイルスにて多くの犠牲者が出ていることに見るたび心が痛みます。 謹んで哀悼の意を表します。 イタリアが平和だった昨年12月、麗しきイタリアヴェネチアの日々を忘れないうちに、綴りたいと思いました。 ヴェネチ…

(イタリア紀行④)ヴェネチアの両替屋とフェニーチェ劇場

親愛なる我が心の故郷イタリア 新型コロナウイルスにて多くの犠牲者が出ていることに心が痛みます。 謹んで哀悼の意を表します。 イタリアが平和だった昨年12月、麗しきイタリアの日々を忘れないうちに、綴りたいと思いました。 12月初旬、ヴェネチアの青い…

(イタリア紀行③)フィレンツェからヴェネツィアへ列車移動の旅

フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅のチケット窓口に向かう。 ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅までの切符を購入。 一人57€。約6800円。 電光掲示板を見上げるも、乗る予定の10時15分発のヴェネツィア行き列車がなかなか表示されない。 もう10時過…

(イタリア紀行②)フィレンツェの旅 ヴェッキオ宮殿とヴェッキオ橋

大トトロの歩幅は私の1.5倍、歩くスピードは2倍なので、どうしてもこちらは小走りになり終いには疲れ果てる。旅行中、万歩計を見ると毎日10km近く歩いている。猫バスが欲しいくらいだ。日本では移動手段がほぼ車なので、たかだか数百歩、ジムのウォーキング…

(イタリア紀行①)フィレンツェ グランドホテルバリオーニ

パリからアメリゴ・ヴェスプッチ空港に降り立つ。着陸間際、上空からの景色は統一感ある色合いの、愛してやまないフィレンツェそのものであった。 日本人が私達二人だけだったからか、税関で、ゴロつきのような風貌の職員に呼び止められ、 「いま日本円を幾…

(パリ紀行⑧)突然有名人に会ったら…続成功編

ヴェニスから飛び立ち、パリ、シャルルドゴール空港での出来事である。 空港ラウンジに入ると、いろいろな匂いが漂い、様々な国籍の人であふれている。まるで先週まで乗っていたパリの地下鉄と同じだ。目の前に日本人らしき人。隣の席が空いているではないか…

(パリ紀行⑦)RITZ PARIS オテル・リッツ・パリの優雅な朝食

翌朝、憧れのリッツでの初めての朝食。 会員になったは良いけれど、こんな贅沢はこれが最初で最後かもしれない。いやまた夢を持とう!思いなおして、 7時に大広間に入ると、他に客は誰も居なかった。 ミシュランの星も獲得したホテル内のレストラン "エスパ…

(パリ紀行⑥)オテル・リッツ・パリの贅沢な時間に癒されたい貴女に

憧れのリッツにcheckinし、ホテルマンのエスコートで長い廊下を歩き、エレベーターに乗り込む。 部屋は5階。白い壁のクラシックな廊下が続く。白い扉が開かれ、部屋の中に入ると、そこにもまた白が基調の憧れの世界が広がっていた。 既にスーツケースが2つ…

(パリ紀行⑤)オテル・リッツ・パリで贅沢なひと時を

リッツと言えば、我が家では泣く子も黙る夢のホテルの名称だ。 (因みにリッツ・カールトンとは異る) 小さい頃から母に、映画「昼下がりの情事」(Love in the Afternoon)を観させられ、オードリー・ヘップバーンもさることながら、共演のゲーリー・クーパ…