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逗子に暮らす作家がおすすめするアラフィフ生活

軽井沢に来たからには美食グルメおすすめ3店舗 その2

 

東京にも同じ店があるよ、と言われても、信州の食材を使ったお料理はまた一味違うのですよ。

 

 

 

 

「RESTAURANT 酢重正之」

 

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軽井沢本通りを、旧軽井沢銀座に向かって進むと、左側に見えてくるこの角のお店は、茶色の建物で、一見何屋さんか分からない、粋な佇まいなのです。

メニューには美味しそうな和食の写真が出ています。

 

お店の方に伺うと、最初、お爺様の代に、酢重の隣のお蕎麦屋さん「軽井沢 川上庵」をなさっていたそうで、10年程前に、御子孫が隣に和食のお店を開いたそうです。

 

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出来たばかりの時に行った方の話では、客からお金をとって食べさせるほどのものではなかった、と辛口の感想でしたが、それから10年間の真摯な姿勢と努力が、毎日満席のお店にまで成長させたのでしょう。お昼も夜もほぼ満席状態です。

 

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5年ほど前には、六本木ミッドタウンにも店舗を広げています。

 

大賀ホールでの音楽会のあと、小腹が空いて、ちょこっと寄ってメニューを見た瞬間に、ここは只者ではない、との感がしました。
お酒を頼んで箸休めに煮豆を注文したら、そのお豆たちの美しいこと✨皮が薄いのに、どれもピンとしていて真珠のような輝きなのです。

 

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3種類のお豆の名前、大きいのは花豆、白いのは一人娘、ツートンカラーは、くらかけ。一粒一粒の味がしっかりしていて、質の高さとお出汁のよく効いたお味で、こんなに大事に一粒ずつ頂いたことなどあったかしら、と思い出せないほどです。

 

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ローストビーフも柔らかく、信州豆腐の厚揚げもお肉を頂いているみたい。良質な畑のタンパク質ですね。明日はお肌つるつるですよ。

 

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揚げナスの煮浸しも、これがまた鰹の出汁がよくしみていて、ナスも斜めに細かく切れていて食べやすく、料理の繊細さが勉強にもなります。

 

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豚シャブのキャベツ添えと、酢豚を注文しましたが、言葉を失う美味しさ。夜明け前という地の日本酒を飲みながら、上質な食材が丁寧に調理されているおかずをつまむほどに、贅沢な癒しの時間はありませんね。

 

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酢豚は、上等な黒酢で調理してあり、野菜や果物がゴロゴロ入っていましたよ。美味で上質な食材を少し頂くだけで、体内が浄化されるような気がします。

 

 

この後、御飯&お味噌汁、といきたいところでしたが、わたしの小さな胃には残念ながら、もうこれ以上無理でした。次回こそはランチを頂いてみたいです。

 

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道を挟んで反対側に、この店の酢や味噌などの調味料のお店と、その隣に器の店まで出来ています。

 

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人も車も少なくなった夕刻、一目散に道を渡り、素敵な市松模様の平たいお皿を見つけました。砥部焼だそうで、冷奴でも、焼鳥でもハンバーグでも何でも飽きがこなく使えそうでワクワク。お店の方によると、レンジにもディッシュウォッシャーにも耐えるそうです。
という事で、二枚選び、これから使わせて頂きますね。

 

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御飯茶碗も大から小まで使いやすそうで、お茶漬けにもぴったりのようでしたが、次回の楽しみにしました。濱田庄司作のような、お料理が似合う作品、いくつもありましたよ。

 

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『酢重正之』公式サイト|レストラン・和食


「ロンギングハウス」

野菜の美味しいレストラン

 

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ロンギングハウス、昔、学生時代にここに宿泊し、レンタルサイクルで塩沢湖まで走り下りた記憶が蘇ってきました。その頃には、まだこんなお洒落なレストランなどなかったですよ。

 

お店の看板に、野菜がおいしい、
と書かれているのを、ドライブしながら何度もみていましたが、実際に行ってみると、文字通り、野菜が美味しく、看板に偽り無し、でしたよ。

 

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想像していた以上に店内がお洒落で居心地良く、従業員もよく教育されていて、隣席も程よく離れており、気持ちよく過ごせ、リラックスできるレストランですよ。店外にもパラソルのテーブルがありますが、霧雨が降っていたので、店内からガラス越しに緑を眺められる、テーブル席にしました。

 

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緑いっぱいの野菜を食べる幸福かつ口福な時間が流れていきます。 

サラダバーには新鮮な信州のお野菜はじめ、ゴマ、木の実がズラリ。ドレッシングも美味しい。

 

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野菜カレーも2種類のカレーソースが付いて、ドリンクもフリーで2000円ちょっと。

 

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軽井沢ではリーズナブルな上に、優雅なひと時が送れるステキな穴場です。

珈琲もデザートも美味しかったです。

 

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ロンギングハウス

 

「万喜」

 

天ぷらのお店です。

 

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初めてこちらのカウンターで天ぷらを頂いた時に、東京プリンスホテルの天ぷらに似ている!と感じましたが、どうやら色々調べてみると、同じ流派のようです。

 

 

天ぷら油はゴマ油にコーン油を黄金率で少し混ぜたもの。衣も薄く軽くカラッと揚がっています。

 

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信州の食材をまったり味わいながら、大将の「次は大きな信州インゲンです、塩でどうぞ」とアドバイスを受けながら、ひとつひとつをゆっくり味わう贅沢な時間。

 

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お店は旧軽銀座通りの中を入った筋にあります。開店五時にはまだ客はいませんが、あっという間に満席になりますから要注意です。

 

メニューには、碓氷、浅間、軽井沢、と楽しい地名のコースがあり、リーズナブルで、どれも最後には天丼か天茶か、しっかり御飯とお漬物、

 

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デザートまでついていて、毎度軽井沢に脚を伸ばす度、お邪魔しています。地元の方々にも、別荘の方々にも長く愛されているお店です。

 

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天布良 万喜 (てんぷら まき) - 軽井沢/天ぷら [食べログ]

 

 


以上、軽井沢名店、美食グルメ6店舗をご紹介しましたが、まだまだ氷山の一角、皆様の情報もお知らせくださいね。