朝の白々とした光を目にすると、
体内時計が整えられて、
夜はぐっすり眠れるようになる、
とよく言われますね。
そんなに早くは起きられないわ、とわたしのように通勤しない者は、ついつい朝寝、二度寝して、夜はなかなか眠りにつけない、という日々を過ごしてきました。
でも、最近はそんなぐうたら生活に
変化の兆しが✨
バラの世話と、
メダカの世話のおかげなのです。
我が母は、バルコニーで、無農薬のキュウリやトマトやスイカを、プランターで作っているので、それを収穫するのが早朝の楽しみのよう。
その時に、その白々とした陽の光を自然に浴びているのです。
毎朝、早くからお散歩している人も見かけます。皆さんいろいろ工夫されていますね。
「早起きは三文の徳」、と昔から言いますが真実だと思うようになりました。
今の季節は特に穏やかで、朝の静かなひと時が清々しくて、気持ちが良いですね。
毎朝、5時台に起きだして、おめざの支度などをした後に、猫のひたいのような庭ですが、ガーデンチェアーに腰掛けて、自分に合った漢方薬をお茶代わりにすすりながら、海から山からやってくる「気」を感じて、ほんのひと時、まったりする時間。
庭に30種類ほどある、薔薇の手入れ、といっても、今の時期は花がら摘みと、咲いたバラを数本切って、ガーデンテーブルの花びんに投げ入れるかのように挿していくのも、楽しいひと時です。
バラを育てて約15年ほどになりますが、早朝のこんな楽しみ方は、してこなかったので、新発見です。これまでは、日の陰った夕方にだけ世話をしていたのです。
自分の手で育てたバラ達が、つぼみを持ち膨らんで、幾重にも花びらが重なった大輪のバラを眺め、匂いを嗅ぐ、甘い微香、その瞬間、体内に良いホルモンが流れるような気がします。
バラには、リラックス効果や、女性の肌を美しくする効果があると言われていますが、本当かも知れない、と思うようになりました。
四季咲きのバラ以外は、今の季節がピークなので、一年にほんのひと時しかその美しさに出会えません。
日夜、骨粉、油かす、牛フンにまみれて、栄養をあげてきた成果を、植物は決して裏切らないから可愛いです。
たまに、消毒もしますが、虫も懸命に生きているので、本当にたまに、ですよ。
庭にはメダカも飼っています。
大きなスイレン鉢には多分50〜80匹くらいのメダカが生息しています。失敗に失敗を重ねて、ようやくメダカが死なずに増えてきました。
冬になると、メダカは水面から姿を消すので、底で冬眠しているのかと思い、餌をたまにしかやらなかったのが、いけなかったみたいです。
この冬は姿がなくとも、朝の白々とした陽を目に入れながら、毎朝餌をまいていたら、春になり、たくさんのメダカが泳いでいるのを発見し、嬉しくなりました。
毎朝、わたしを待っていると思うと、寝坊もしていられなくなりました。
この時期は産卵して、数ミリの赤ちゃんメダカもたくさんいるので、親に食べられないよう、すくってはガラスの鉢に入れ、その子たちは家の中で飼っています。
どの鉢にも水草と、タニシを入れています。タニシは、メダカのフンを食べてくれるので、いつも水が綺麗なのですよ。
メダカは綺麗な水でしか育たないようなので、このスイレン鉢は水が多く、メダカも相当数で、少し水が茶色になってきましたので、もう少ししたら、全部取り換えです。
その際、メダカのみならず、メダカの赤ちゃん、タニシの赤ちゃんも救出しますので、緊張感あるひと時です。
毎朝、この餌をパラパラと指で砂つぶのようにすり潰しながらまいています。赤ちゃんメダカの口にも入るようにね。
今年は紫陽花も2鉢増え、梅雨支度も整ったのに、あまり雨が降りませんね。穏やかな朝が続いています。
柔らかな陽の光を浴びて、元気爽快になったので、ゴミ出しやら部屋の片付けやら、洗濯、さっさと動いて、さてさて、今日は来客なので、おもてなしの支度を始めます。
不眠症の方に、何かお好きなひと鉢の植物、ほんの数匹のメダカをお勧めしたい〜。まったりゆったり、副交感神経も育つと良いですよね。
メダカは今、少なくなっているそうですね。増やすのは楽しいですよ。黒と黄色のメダカを入れていたら、なんとブチが生まれましたよ。鯉みたい。
皆さまも朝陽の中、一日の良いスタートをなさってくださいね。
そして夜にはぐっすり深い眠りに落ちますように✨🌙