大船フラワーセンターが、
日比谷花壇大船フラワーセンターに
改名され、リニューアルされてから、
約一年ちょっと。
長年垢抜けなかったフラワーセンター。
今では噴水の音が心地よい、日比谷花壇のお洒落な雰囲気が加味されて、お散歩コースに最適な植物園になっています🌸💠
梅雨の晴れ間、もう薔薇は終わったかしら、と庭園を歩いていると、それはそれはカラフルな薔薇たちの饗宴がまだ続いていました。
花の香りが一帯に流れ、蝶々やミツバチも蜜を吸いながらお散歩飛行🐝
平日なので人も少なく、老齢の御夫婦など、まったりゆったりお散歩している姿を目にしました。
まるでパラダイスのような平穏な空気。花たちの声が聞こえてきそうです。
今は紫陽花やアガパンサスが最盛期。
アガパンサスはギリシャ語のアガペー(愛)から名前がとられている青い花の植物です💠💠
7月からはハスの花が満開になるようです。
ハスは早朝から咲き、午後にはつぼみに戻るので、早朝開園のイベントがあるようです。夏休みのイベントもめじろ押し。
ハスの葉の朝露がキラキラしていました✨
お近くの方は早朝からお散歩できて羨ましいです。
というわたしも逗子の家から車で30分の距離ですが、北鎌倉まで20分、そこから10分。
電車だと大船駅から歩いて16分、バスもあります。
季節ごとの花々を見に行くお散歩コースをいくつか作っておくと、毎年恒例のように、そろそろあの花を見に行かない?と家族や友人を誘って行けるので、良いですね。藤の花、チューリップ、スカシユリ、ヒマワリなども見事ですよ🌻
このフラワーセンター、一周して万歩計を見たら3200歩。
源 実朝の歌が草むらに隠れていて、時間が許せば、短歌を探しながら、花を見ながら、簡単に二周、三周、出来そうですので、足腰の為にもこれから度々訪問しようと思います。
小さな花々を愛でた帰り道、鎌倉の行きつけ「小花寿司」に寄りました。
ぴしっと糊の効いたのれんをくぐって、
威勢の良い、いらっしゃい!の大将の声。
入り口には涼しげな白紫陽花。
ここの大将と女将さんは、大女優故夏目雅子さんと作家の伊集院静氏の仲人をなさったご夫妻です。気のおけない、優しいご夫妻。
湯のみ茶碗には、伊集院静氏の句が書かれています。
「古都行きて 小さき花と 長谷の鮨」
なんてステキなこと!✨
小ぶりのお寿司が芸術のように
美しく並んでいます。
女将さんから、のれんの字も伊集院静氏の筆字であることを教えて頂きました。
居心地の良いカウンターで、談笑しながら、お寿司をつまみ、梅雨の晴れ間の、ほんのひと時の幸せ。
行きつけの散歩道、人情ある行きつけのお寿司屋さん、大切にしたいです。
日比谷花壇大船フラワーセンター
http://www.fcofuna-kanagawa.jp/
小花寿司