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逗子に暮らす作家がおすすめするアラフィフ生活

幸せな夫婦 3つの秘訣

 

1 情緒が安定している

2  夫への敬意

3. 妻への愛情

 

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1からスタート

 

この時代に、情緒が安定していることは、かなり大変なことです。2人が共に安定型の夫婦は、波風立てず、笑って平穏な日々を過ごせます。夫婦のどちらかだけであっても、かなり荒波を防御できます。

 

因みに我が家は結婚以来数十年、喧嘩らしい喧嘩を一度もしたことがありません。弟、妹、達を世話してきた長男長女だからかもしれません。又は、夫が凪のような人だからです。

 

 

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情緒は、育った環境に左右されがちです。DVで育った子供はまた自分の子供にDV、負の連鎖を断ち切るのは容易ではありません、努力が必要です。DVは大きな問題なので、ここでは横に置いておきますね。

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さて、情緒が安定している人は、幅広い視野で物事を洞察します。また自尊心のバランスが丁度良いので、つまり、ひがみ根性がなく、逆に自惚れ根性もなく、嫌な事、気にさわる事を言われても、すぐにカッとなりません。別の言葉では品位のある人、品性のある人、と表現されます。

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すぐにカッとなるのは、自分をバカにした、からかった、と、ひがみ根性からくる場合と、よくもわたしにそんなこと言えるわね!などと、気位が高すぎて上から目線になるからです。この気位が自惚れです。遺伝と言う人もいますが、気位は多分生い立ちでしょうね。又は家風でしょうか。

 

己をわきまえ、洞察力を持つ人はすぐにカッとせず、しばらく考えます。洞察力とは、その動機や、その言動に至った理由を模索する力のことです。情緒が安定しているので、心に余裕があるのです。

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カッカしている人と同じ土俵に立たず、むしろカッカしている理由を考え、直ぐに火消しに回るのです。情緒が安定していると、火消しの役割をも、ユーモアや温かい言葉を交えて簡単にこなせます。火消しなんて無理!と思う人は、まだ人としての円熟さまで届いていないだけです。そのうち届きますから大丈夫です。

 

いつも荒波のような口調で話す人がいますが、意外と本人は気づいていません。

それがクセになっているのです。カッカするのも、習慣になっていることがあります。夫から、荒波でなく荒縄のように話すと言われたの、と落ち込んでいる女性がいました。わたしも普段からそう思っていましたが、本人は意外だったらしく酷く気落ちしていました。

 

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否定形がクセになっている人もいます。

でも、だけどetc  ばかりの否定が先行します。無理でも、先に、相手の言葉を肯定します。そうだよね、同感だわ、そう思うよ、と一度肯定すると、そのあと、ただ、と否定形がきても荒波が立ちづらくなります。

 

話し方の習慣をかえるのはとても難しいかも知れませんが、一度自分が喋っているところをビデオに撮ったりすると、ドン引きしますよ。こんなに早口?とかこんなに口調が強い?とか、怒ってないのに怒っているみたい、etc 、わたしも含め十人十色で、ほとんどの人が自分の理想像からかけ離れていることにビックリポン!自分では気付けないのよね💦

 

2の敬意ですが、女性より男性の方が遥かに敬意を求めます。それは女性蔑視とか男尊女卑とかの話のくくりではなく、どうやらそのように神さまから造られているようです。

 

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男性は女性より、褒められると多大な自信とエネルギーを得る生き物なのです。逆に、けなされると伸びなやむ、いや病気になるほどに、繊細な造りです。夫に敬意を持ち、褒める事を忘れている妻は多いです。結婚してから数年、子供が出来ると、夫に敬意など示すどころか、見下し始める妻も多いですよね。夫までが我が子のように見えてきて、ハンカチ持ったの?何時に帰るの?手を洗って!うがいもね、と昔呟いた甘い言葉は遥か彼方に置いたまま。

 

 

新婚生活はもはや遠き夢芝居。

 

日に日に命令口調になり、一家の大黒柱が長男のように扱われ、お父さんがしっかりしていないから!、と敬意も褒め言葉も消え失せ、夫たちの憩いの場はというと、銀座のクラブや呑み屋になるのです。そこはまるで男子専用駆け込み寺です。クラブのママや呑み屋のお姉さん方はどんなに優しく敬意を込めて接しているか、一度潜入されることをお勧めします。勿論、あちらは客商売ですから、誉め殺しで良い気分にさせるのは当然で、至極簡単。心地よくなった男性は多額のお金を費やしてしまうのです。ホストクラブはその逆ですね。

 

 

よそで浪費し、飲み過ぎて健康を害すことを考えると、我が家が銀座のクラブのごとくに居心地が良かったら、どんなに夫婦の暮らしは豊かになるでしょう。物質だけでなく精神面も、健康も。

 

居心地の良い家庭は宝、憩いの場、休息の場となります。

 

3の愛情、これは男性方に話したい件ですね。男性は女性と違って、ひとつのことに思いが突っ走る傾向にあります。

結婚した途端に、目的を達成したとばかりに、その愛情は、家族を支える為の仕事へ、又はゴルフや何らかの収集やらの趣味へ、又は他の女性へ移りがちです。

 

ついに、わたしと仕事とどっちが大事なの?!などと妻から支離滅裂な責めに遭います。どちらも大切なんですが、日本の男性は妻を愛している、その表現が足りないのです。わたしの父などは、一緒に住んでいるのだから愛しているに決まっているだろ、なんて母に言うそうですが、そんな返事は要りませんよね(苦笑)💧

 

妻は、子供同様に夫の世話を焼きすぎて夫への敬意をなくし、夫は妻だけを愛し続けることが難しくなる。

 

第一子に娘など生まれると、夫は娘への愛情が第一になり、自分を振り向いてくれない、と泣いている奥さんがたまにいます。自分の子供を愛しているのだからいいじゃない、と思いますが、男性の愛情は女性より極端にブレがちです。反対に第一子に息子が生まれると、今度は夫そっちのけで、息子を溺愛し、昔流行った冬彦さんにまで育てあげてしまう妻もいますね。

 

例え、子供が生まれても、子供は子供、夫婦は夫婦として、別個に考えないと、幸福なファミリー像は長続きしない時代です。最近読んだ下重暁子さんの本「家族という病2」にも、子供が生まれた途端にお父さん、お母さん、パパ、ママ、と呼び合うのはおかしいとありましたが、まさに同感です。

 

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知恵の宝庫と言われる、分厚い「聖書」の中には、夫婦に関して沢山の助言があるかと思いきや、ほんのほんの少しです。

 

 

「とはいえ,あなた方一人一人も,それぞれ自分を[愛する]ように妻を愛しなさい。一方,妻は夫に対して深い敬意を持つべきです。」エフェソス5:33

 

言い当てていますよね。

愛と敬意。

 

今日から男優女優になったつもりで、相手に接してみてください。それぞれの夫婦で敬意や愛情表現は異なると思いますので、黙想して試してみてください。

 

帰宅する夫又は妻を、玄関まで出迎え、お疲れ様ね、と一言優しく声をかけるだけで、幸せな夫婦仲を築く第一歩になりますよ。

 

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肌を美しく保ちたい方に

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