癒されるモノ・トコロ・ヒト

逗子に暮らす作家がおすすめするアラフィフ生活

箱根ガラスの森美術館 株主優待券で女子力アップしませんか?

 

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梅雨の晴れ間、こんな日に洗濯などしていられないわ。
早朝から、ご近所の自由気ままな親友を誘って、箱根までドライブだわ〜。

 

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海沿いの134号線に出ると、左手にはキラキラ光る白波の海が広がり、車内ではクイーンのCDをガンガン流しながら、気持ちとアクセルは更にヒートアップ。緩やかな弧を描く海岸線、うっすらと見える富士山の頂。

 

 

松林を過ぎ、西湘バイパスに入ると、更に車は少なくなり、スイスイ〜っと箱根湯元まで1時間。そこから30分弱で、到着したのは、箱根ガラスの森美術館

 

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もう何度目か記憶がないほど訪れていますが、来るたびに、ため息が出ちゃうほどの別世界が広がっているのです。

 

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この美術館が、うかい亭と同じ経営だとは、初めは知らなかったのですが、その事実を聞いてからは、なるほど、だからセンス抜群なのね、と妙に納得してしまいました。

 

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行かれた方も多いと思いますが、箱根にある沢山の美術館の中でも、ここは絵画ではなく「ガラス」の美術館なので、他とは異色なのです。

 

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庭の美しさはガラスのモチーフと共に格別、レストランではカンツォーネの歌い手がウィンクしながら熱唱♬

 

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丸一日いると、イタリアのヴェニスに旅行したかのような気分になれるのです。

 

 

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経営会社の「うかい」は神奈川、東京のあちこちに高級料理の店舗を経営していて、それはそれは、1店舗1店舗が創意工夫を凝らしたお洒落な装いなのです。

わたしにとってうかい亭は、忘れられない記念日のお店なのです。

 

二十歳の祝い、大トトロの両親と初めての会食、大トトロの両親の誕生日、わたしの両親の銀婚式、などなどをはじめ、機会を見つけては、鉄板ステーキや、東京タワー下の、豆腐うかい、にてお世話になって参りました。

 

特にステーキは、個室で、7〜8人座れる鉄板カウンターに一人のシェフがつき、目の前で、鮮やかに腕を振るってくれるのを眺めるのも楽しみの一つ。話術も巧みで、毎度毎度、気持ちの良い接待を受けて家族は大満足。


シェフに話を伺うと、「うかい」は、ファミリー経営ではなく、シェフであっても才覚があれば、役職につき、経営陣の仲間入りが出来る会社だそうで、現場の声を一番に知っているのはシェフなので、その力が重要視され、夢を膨らませながら仕事に従事出来るそうですよ。

 

 

どこかの大企業の元社長を社外取締役にする、という発想より、長年鉄板ステーキを焼いてきたシェフが、取締役として自ら経営に携われるとは、素晴らしい話ではありませんか。顧客の声を第一に考え、社員をとても大切にしている様子が伺えますよね。

 

 

そこで、ふと、TVで株主優待券だけで生活している◯◯さん、の番組を思い出し、もし「うかい」の株を買ったらどんな優待がついてくるのか調べてみましたよ。

 

 

なんと、ガラスの森美術館の入場券+ランチ、のチケットが年間5枚、つまり5人分がついてくるのです。更に、3000円分のうかい亭でのお食事券、それに勿論配当も数千円!!

 

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これまで株といえば、建設株やIT株などを買って、結局暴落しまくり、家族から株安女だのとあだ名をつけられて、株なんてもうこりごりだ!、と思っていたのに、こんなに美味しい優待があるなんて!

 

やはり株は優待券がある方がお得感がありますね。建設株など、優待どころか、ほんの数千円の配当のみでしたもの。

 

 

ということで、うかいの株、今買うと100株30数万円かしら、優待券が届くようになったのですよ。

じゃじゃーん!!

 

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これを手にして、大好きな親友を誘って、箱根の山々を走る喜びったら、無料でヴェニスに向かっている気分そのものです。

 

 

美術館の入り口では、優待券を見せるだけで、最優先の待遇✨

 

 

キラキラ光る庭が現れ、まだ薔薇が咲き残り、紫陽花の花は、ホンモノにまぎれて、ガラスでできた紫陽花もありましたよ。

 

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木々の葉っぱもガラス細工。庭中がキラキラしている夢の世界。

 

 

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先ずは美術館を一通り眺めて歩き、アンティークのガラスの美術品を堪能。暑い日にはガラスは目に涼やかですね。コレクションは行くごとに変わっているので、いつも新しい発見があります。

 

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混む前に早めに敷地内のイタリアンレストランに入ると、テノールの美声のカンツォーネが生演奏♬

 

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ここでも優待券を見せると、「株主様でございますね。いつもご利用、有難うございます。お好きなパスタをお選びください。本日のパスタは…」とウエイターの丁寧な応対にまで感激。

 

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ただで入って、ただで食事して、なんだか申し訳なくて、こちらを見ながらカンツォーネを歌ってくれるイタリア人にブラボー!と声をかけたり、ついに彼らのCDを買ったりサインをもらったりで、大盛り上がり。運転だから、赤ワインが飲めないことだけが、タマニキズ。

 

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リクエストすると、マイウェイや、帰れソレント、など何でも歌ってくれるのですよ。美味しいサラダにパスタ、グリーンの飲み物まで注文して、心洗われるメロディに酔いながら、親友との会話も弾みまくって、時間が経つのも早いのです。

 

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館内にはいくつかのショップもあり、それら、イタリアからの輸入雑貨や、ガラスの品々、アクセサリーなどを眺め楽しむのも、女性ならではの楽しみですよね。

 

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一気に女性ホルモンが増えたかのように、女子力アップして、普段しないようなアクセサリーに手を伸ばし、どう?似合う?などと友人と鏡に向かって優雅な瞬間。こんなたわい無い時間が、喜びを免疫力に変え、さらに健康さえもパワーアップ出来るのでしょうね。

 

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今はイタリアからのアクセサリー作家さん専用のお店コーナーがあったり、地下のお店では、まだこんなもの作れる職人がヴェニスのムラノ島に存在しているの?と思うようなトンボ玉アクセサリーがあったり、目から入る女子力アップには最高の空間がいくつもあります。

 

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いっとき、トンボ玉を習いに行っていたので、この複雑さには敬意を表さずにはいられません。

 

 

わたしの手作りはこんなもの💦

 

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職人はこうなります💦

 

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庭園をお散歩して、誓いの鐘がある小径を見つけ、下りて行くと、川のせせらぎが〜。何度も来ているのに、こんな涼しい憩いの場があったなんて、これまた新発見!

標高も634mと、かなりありました。

 

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たくさん歩いて、お腹も目も心もいっぱいで、帰路は買ったばかりのカンツォーネのCDを聴きながら、弧を描いて沈む太陽を背にしながら、自宅に向かって車を走らせるのでした。

 

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優待券、馬鹿になりません。
おススメしちゃいます。


うふ、あと3枚残っています。
次は、いつ、誰と行こうかしら。

 

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www.hakone-garasunomori.jp