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逗子に暮らす作家がおすすめするアラフィフ生活

歯医者の素質と品格 虫歯菌を残す?!

 

歯医者の素質は、

 


前回の記事で美容師の素質で記したのと同じく、

 


指先の器用さ、

 


それも単なる器用さでなく、

 


指先に「目」でもついているのではないの?!と思わせるような繊細さではないでしょうか。

 


エステのように治療されながら、眠たくなる、万が一、出血しても、口の中で優しく処置して、うがいの時に鮮血を見ないで済む。

 


そのような配慮があれば、本当に気が休まります。歯医者に気楽に足が向きますよね。

 


そして品格とは、歯科医院に来る患者に真摯に向き合っているかどうかでしょう。

 


殆どの歯科医師は、向き合っていることでしょう。

 


しかし、耳にする事実はいろいろあります。

 


親友の配偶者も、私の従姉妹も、歯科医ですが、歯医者は真面目に治療すると儲からないという話を聞きます。

 


例えばですが、奥歯に虫歯が出来るとしましょう。

真っ白い歯の中が、黒ずんでいる状態で、ほんの少し痛みもあります。

 


それを削って薬をつけて詰め物をします。昔は型をとって、金歯や銀歯をかぶせたりしましたよね。今は美観のため白い詰め物をするようです。

 


その際、歯医者としての品格のない心根を持つ人は、その虫歯菌をほんの少し、残す、らしいのです。

 


ほんと?!!

 


親友の配偶者の医師が調べたところ、他の病院で治療して、新しいかぶせをしてもらったばかりの義妹の歯を再診したら、虫歯菌がまだ残っていたというのです。信じられない事実です。

 


歯科医院は、せめて2年くらいで、また同じ患者に来院して貰わないと採算が合わないらしいのです。完璧に治療すると、歯は20年でも30年でも保つのです。

 


確かに、私が高校時代に親戚に勧められて治療した歯歯歯達は、今でも元気。

 


あれから数十年、その間、その同じ歯医者に通っては、定期健診を半年に一度受けていますが、虫歯が全く発生していません。

 


先生は相変わらず質素な佇まいの病院付き一軒家に住んでいるという状況。

 


また、この先生は、なるべく歯を抜かない、という信念を持っています。(因みに親不知だけは、大学病院でないとダメと他で言われた歯でも簡単に抜いてくれます)

 


他の病院で、抜かないとダメだ、と言われた友人達にこの病院を勧めると、抜かないですんだよ~、と感謝されます。

 


抜くのは簡単。

 


しかも抜歯は保険で医師に一本数万円が入るので、品格のない医師は時間のかかる治療より抜いてしまいたい、が本音のよう。又はその抜かない技量がないのかもしれません。

 


私の姑は、虫歯もないのに、近所の歯医者に何故か口車に乗せられて前歯を数本抜かれてしまい、差し歯になりました。姑曰く、ハンサムな先生だったから言いなりになっちゃった、と。そのため、硬いものが食べられなくなりました。

 


事実は小説より奇なり、ですが、普段、歯磨きをきちんとしているのにも関わらず、治療したのに、また同じところが虫歯?となるなら、歯医者を変えた方が良いかもですね。

 


8020運動、80歳で20本を目指す!

 


患者はもちろん、医師達にも目標を改めて掲げて頂きたいものです。